カボチャ

五味
五性
帰経脾 / 胃
時期7〜12月
体質気滞 / 水毒 / 気虚

項目について

五味

薬膳における五味とは、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩辛い味)の5つの味のことです。
五味はそれぞれに対応する五臓があり、その臓器に吸収されやすいといわれています。
酸味 - 肝 / 苦味 - 心 / 甘味 - 脾 / 辛味 - 肺 / 鹹味 - 腎

五性

薬膳における五性とは、食材や生薬がもつ体を温めたり冷やしたりする性質のことです。
寒 / 涼 / 平 / 温 / 熱 があり、寒・涼の食材は体を冷やし、温・熱は体を温めます。平は体を温めたり冷やしたりする性質のどちらもありません。

帰経

薬膳における帰経とは、食材や生薬が体のどの部分に影響を与えるかを示したものです。
臓腑や経絡、精神に影響を与えるといわれています。それぞれの体質に合う帰経の食材を取り入れることで、体を良い状態に近づけられると考えられています。

時期

食材は「旬の食材」として四季の移り変わりと共に食べ頃を迎えます。
旬の食材はその時期に起こりやすい身体の変化をカバーする効能が期待できる成分が多く含まれています。無病息災を願う先人の知恵がつまっているのです。

体質

体質は、気滞体質 / 瘀血体質 / 水毒体質 / 陽熱体質 / 気虚体質 / 血虚体質 / 陰虚体質 / 陽虚体質の8つに分かれ、それぞれの体質によっておすすめの食材や養生法が違います。
体質に合った食材・生薬を摂ることで身体を健康に保ちます。