セルフチェック術/顔色で判断する体質

体質の診断方法のひとつとして「五色診(ごしきしん)」というものがあります。皮膚の色・ツヤを観察します。皮膚は本来「肺」機能の良し悪しが現れるところです。潤っているか、乾燥しているか、ツヤがあるかなどで臓腑の状況を判断します。

【色】正常で健康状態にある皮膚の状態は、ツヤがあり、血色がよく、潤っている状態です。(顔色を観察するときは必ず化粧をおとしてから観察します。)五行学より色は五臓と関係しています。青・赤・黄・白・黒の五色で判断していきます。体調により体表にあらわれる色が違ってきます。

①青色:気滞・瘀血

②赤色:陰虚・陽熱

③黄色:気虚・水毒

④白色:気虚・血虚・陽虚

⑤黒色:気滞・血虚・瘀血

下の表を参考に体質の改善にお役立てください。