薬膳を初めて知る方にも薬膳のことを分かりやすくお伝えします。
薬膳とは?

薬膳とは、健康維持や健康増進、病気の予防・治療、不老長寿などを目的とした中国発祥の料理や献立のことです。中国古来の思想(薬食同源)から生まれたとされています。
薬膳で一番大事な目的は「健康」と「長寿」です。病気にならないカラダをつくる、いわゆる「未病」を原則とします。
そのため日々の食事(食養生)や薬の投薬と同じほど大切とされています。
正しい薬膳の知識

薬膳学は病気になってから治療をおこなうのではなく、まだ病いにならないうちに予防をおこなうという学問です。主に4つの内容に分かれています。
①食用・・季節・時間・場所・年齢・性別などによって食材を選択する。
②食養・・食材を用いて身体を養う、食養生を行うことであり病気を持っていない人が対象となる。
③食療・・食材の効能により疾病を治療する、病いを持っている人が対象となる。
④薬膳・・食療のうえに食薬を加えて作った、病いを治す料理を薬膳という。
近年ではこれらをひとくくりに「薬膳」といわれています。
薬膳食材の選び方

薬膳料理というと、薬くさい食事をイメージされる方もおられますが、先に述べたとおり季節の食材をスーパーで買って食すことも立派な食養生です。
例えば夏になると苦瓜やトマト・スイカなどの作物が収穫されますが、これらの夏野菜は体の熱をとる性質があり熱中症予防など暑い季節の体温調節を行います。
逆に冬はにらやねぎ・根菜類は体の中の冷えや寒さを取り除き、巡りをよくする効果があります。
地元の物産館等ではその土地で栽培されている季節の農産物が多数販売されていますが、このような地元産で季節食材を選択することが薬膳食養生へとつながっていきます。
薬膳小町が提供するサービス

個人様向けサービス
薬膳小町公式サイトでは個人様向けに「薬膳商品」のオンライン販売をご提供しております。また2019年春には鹿児島霧島で薬膳の情報発信・直売・ワークショップを経験できる新規店舗も開設予定です。

企業様向けサービス
薬膳小町では飲食業・食品製造業様向けに薬膳の導入サービスをご提供しています。薬膳を取り入れた付加価値の高い新商品・新メニューやレシピ開発をお手伝いいたします。